石鹸の泡は細かい方が良いのですか？
お客様からのご質問にお答えします
「石鹸のキメ細かい泡が毛穴の奥の汚れを落とす。」
洗顔石鹸の宣伝文句でよく見かけますね。
実は、石鹸の泡の大きさと、肌の汚れ落ちは関係ありません。
固形石鹸を泡立てるには、水と空気が必要になります。
石鹸を水で濡らし、
手と石鹸の間に空気を入れながら、
手と石鹸を擦り合わせて泡立たせるわけです。
生クリームを泡立てるのと同じです。
泡立器で生クリームに空気を含ませるようにかき混ぜるとホイップクリームになりますよね。
出来上がったホイップクリームは、泡立つ前の生クリームの約2倍の体積になるのです。
石鹸も同様に、泡立った石鹸は空気を抱き込んでいるので、
出来上がった泡一つ一つはかなりの大きさになります。
とても毛穴の奥まで入っていくことなどできない大きさなのです。
ただし、石鹸の泡の量が多いほど洗浄力は強くなります。
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