実践！固形石鹸シャンプー

固形の石鹸シャンプー

これからご紹介する石鹸シャンプーとは、液体の石鹸シャンプーではありません。

無添加の固形洗顔石鹸「プレミアム・フェイシャルソープ」を使った髪の洗い方とリンスの仕方です。

「プレミアム・フェイシャルソープ」を洗顔だけでなく、シャンプー用として購入されているお客様が増え、石鹸シャンプーの方法に関するご質問も増えておりますので、正しい石鹸シャンプーのやり方をまとめました。

固形石鹸で洗髪するのが良い理由

世の中には石鹸シャンプーという商品も存在するのですが、液体の石鹸シャンプーは水が加わりますので、純石鹸分が少なくなってしまいます。

それでも誰もが満足できるような泡立ちの良い液体石鹸シャンプーにしようとすると、洗い上がりがキシキシする「きつい」シャンプーになってしまうわけなんです。

その点、上質な無添加の固形石鹸なら天然の潤い成分や原料の植物オイルが残っているため、髪のキシキシ感が少ないのです。

もちろんノンシリコンですから頭皮の毛穴をふさぐ心配もありません。上質な無添加の固形石鹸は髪にも頭皮にもやさしいのです。

石鹸でシャンプーする女性

固形石鹸でシャンプーすると言っても、特別なことは何もありません。

わざわざ泡立てネットを買う必要などありません。

十分に濡らした髪の毛、直接固形石鹸をあて、クルクルと数回まわします。

この後、頭をマッサージするようなイメージで洗います。

泡立ちのスゴさにビックリすることでしょう。

合成シャンプーや液体石鹸シャンプーでは体験できない、なめらかな泡立ちがあり、泡のきめもとても細かいので汚れもしっかり洗い落としてくれます。

洗い流すとき、きしみが気になるかもしれませんが、続けていくうちに、きしみも感じなくなります。

合成のシャンプー・リンスから、固形石鹸に替えたばかりの時は、どうしてもきしみやゴワつきが出ます。

それまで使っていた市販のシャンプーやリンス、コンディショナーが髪に残っているのも原因の一つとして考えられます。

無添加の固形洗顔石鹸「プレミアム・フェイシャルソープ」でシャンプーしていくうちにきしみやゴワつきも少なくなり、サラサラの髪の毛になるでしょう。

固形石鹸でシャンプーした後は、一時的にアルカリ性に傾いた髪をリンスで中和させましょう。

石鹸を使うと、どうしても多少なりとも石鹸カスが頭皮や髪に残ります。

アルカリ性に傾いた髪のph値を酸性の酢で中和させ、お湯ですすいだだけでは残ってしまう石鹸カスをきれいに落とし、ベタつきのないふんわりした髪に仕上げるのが酸性リンスの目的です。

リンスの仕方は、固形石鹸で髪を洗ったあと、洗面器一杯ぐらいのお湯に、盃2、3杯の酢を入れて髪と頭皮をすすぐだけ。

「酢を入れたお湯を頭からかぶるなんて、匂いが残るんじゃないの？」と嫌がる人もいることでしょう。

酢のにおいがどうしても嫌、という人はレモンのしぼり汁がおすすめ。

中和剤としてのリンスとなる酢にも、りんご酢、フランボワーズ（きいちご）の酢など、いろいろな種類のものがあります。

「せっかく、無添加のコールドプロセス石鹸にこだわったんだから、リンスもこだわりたい。」というあなたは、酢にハーブを漬け込んだり、精油を加えたり、あなた好みのレシピでリンスを工夫してみてください。

材料は酢がベースですので、髪が傷む心配がありませんし、ほんとうに経済的です。

肌にやさしいラベンダー、カモミールの消炎、皮膚の保護作用、ローズマリーの毛根刺激、ローズの収斂、保湿作用、ペパーミントのさっぱり感などがありますが、普通の日本の穀物酢がいちばんハーブの香りを移しやすいようです。