炭酸ソーダ(炭酸塩)とは

石鹸専門用語「炭酸ソーダ」について

炭酸ソーダとは、洗濯用の粉石鹸によく配合されていて、表示名は「炭酸塩」と書かれていることが多い成分。炭酸ソーダ(炭酸塩)は洗浄力が低下しやすい石鹸の働きを助ける役割を果たしています。炭酸ソーダは、ペーハー値が約11と強めのアルカリ性の性質なので、洗濯中に水が酸性に傾くのを抑え洗濯石鹸の洗浄力を保つのに役立ちます。しかし、シルクやウールの洗濯には向いていませんので注意が必要です。

洗濯時に炭酸ソーダ(炭酸塩)を入れ過ぎると、衣類の洗い上がりが固くなったり、繊維の痛みが早まることがありますので使用量は適量を守る必要があります。

炭酸ソーダは水分を吸収して空気中に放出する働きがありますので、粉石鹸にまぜるとサラサラに保ってくれますが、固形石鹸に炭酸塩をまぜてしまうと、乾燥してひび割れができてしまいますので固形石鹸の助剤に使わることはありません。

-石鹸用語集

最速発送!
平日午後3時までにご注文いただいた商品につきましては当日発送させていただきます。
全国どこでも
72時間以内にお届けします。
(離島を除く)