石鹸で髪を洗った後、クエン酸リンスをする訳は？

お客様からのご質問にお答えします

クエン酸リンスをする３つの理由

一つ目の理由は、
石鹸シャンプーを使って、一時的にアルカリ性に傾いた髪をクエン酸で作った酸性のリンスで中和し、元の弱酸性の状態に戻すため。

石鹸シャンプー用のリンスは酸性であれば良いわけですから、クエン酸以外に酢などでも代用できます。

「クエン酸リンスの作り方」はこちら＞＞＞

二つ目の理由は、
キューティクルを閉じ、指通りを良くするため。

髪の毛の表面をウロコ状に覆っているキューティクルは、弱酸性の環境ではしっかりと閉じているのですが、アルカリ性に傾くと開く性質があります。 キューティクルが開いてしまうと髪の毛はゴワゴワキシキシして、まとまりの悪い状態になります。酸性のクエン酸リンスは、アルカリ性の石鹸シャンプーを使って、開いてしまったキューティクルを閉じさせる役割も果たします。

三つ目の理由は、
石鹸カスを取り除くため。

石鹸シャンプーを使うと、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの金属成分と石鹸成分が結合して、石鹸カス（金属石鹸）が髪の毛に付着し、ゴワゴワキシキシしてしまいます。この石鹸カス（金属石鹸）は、酸性の液体で分解され油分に変わる性質がありますので、クエン酸で作った酸性のリンスを使うとゴワゴワキシキシ感が解消されるという訳です。

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